kenkeng3’s diary

シゲ♡♡

みんなのピングレ(済)

 ネタバレありですので、未見の方はスルーしてくださいませ。お願いします。

 

先週末、加藤シゲアキさん原作の映画『ピンクとグレー』、そして、『傘をもたない蟻たちはがテレビドラマとして始まりました。

 
当日は、渋谷で本人と監督のトークショーがあるということで、そのレポ待ちつつ、とりあえず、初回上映を見て、パンフ買ったものの、日曜夜まで読むタイミングを逸するというドタバタ(笑)また、オマケに、NEWSの30秒CMが破壊級の可愛さで、ドラマよりもCMリピするという、謎の事態に。
 
おっと、逸れました。
 
感想は、やはり、別物、かな。
 
行定勲が見せたい『ピンクとグレー』であり、フジテレビが見せたい『傘をもたない蟻たちは』である、ということ。
 
シゲアキが見せたい世界は、小説の中にあり、その小説自体、文庫化に伴う改稿で、すっきりとした文体にまとまりつつも、彼の世界観はそこでは崩れない。視点が一緒だから。
 
 シゲは途中まで号泣してた、って話してたっけ。私も、最初は握り締めていたハンカチをしまったから(笑)隣で、菅田くんファンは号泣してたよ、シゲすごいって泣けたって。いろんな見方があるね。
 
 とはいえ、やはり、演者は素晴らしく。キラキラしたものを封じ込めている。
(このキラキラさが素晴らしいのよ、菅田くん、そして、彼によって揺らされまくった
裕翔くん。夏帆さん、柳楽さん、岸井さん、小林さん、あー皆素敵。)
 
 行定勲監督は、わかりやすく彼なりのピングレを見せてくれてるので、ほんと、へぇーーーーって感じ。
 
 そもそも、映像的な描写とあいまいな気持ちの表現が魅力である加藤くんの小説を映像化って、めっちゃ大変だろうな。2時間以内、とか30分×4とか。それって、すごい挑戦だよね。
 
 ドラマではシゲアキの描く湿り気のある世界が、ベタに雨という情景から始まるところで、あー違うわ、って思ったわ~~。
 
 とはいえ、いずれにしろ、加藤シゲアキという人間が身を削って書いた作品が、当代きってのクリエイターを刺激して、映画とかドラマになった、という事実は変わらない。
 
全てがシゲアキから始まる。
 
ここだけで、私は十分なのです。
 
ここで、加藤シゲアキを知ってもらって、彼の作品や、ラジオ、NEWSを聴いてくれたらいいよ。
 
 その一言に尽きます。
 
 でもね、この加藤シゲアキ、そんなに簡単じゃないから。映画とかドラマは、わかりやすい入り口を設定してくれただけで。めんどくさい。こじらせてる。移り気だけど、凝り性。いっぱい趣味の話もするのに、
 
 「全部見せてると思うなよ」
 
 なんてこと(ニュアンス)をおっしゃる方ですから。
 
 私は、入り口がシゲアキのビジュアルですが、小説読んで、真っ逆さま(笑)こんなめんどくさい方、調べれば調べるほど、はまっちゃうぜ。
 
 おかげで、裕翔ファンの皆さんも手に取ってくれているだろうから、文庫は40万部を突破して。
 
その事実だけでいいじゃん。
 
シゲアキを知りたかったら、小説を手に取って欲しいし、ラジオを聴いて欲しい。雑誌を買って、CDやDVDを見て欲しい。
 
それこそが、彼の求めていることじゃないかな。
 
エンタメはいろんな方法があっていいじゃん。シゲをピングレの呪縛から解いてあげようよ。
 
ありがとう、加藤シゲアキくん。
 
次回作を楽しみにしています。
 
 で、よくよく考えたら、ラジオや雑誌のコメントで、シゲアキさんは繰り返し「嫁に出したような気分」とか「お任せしてる」とか、ちゃんとお話ししてくれてたじゃん。その通りじゃん。
 
 だから、わりとフラットに見ることができました。映画もドラマも。いろんなピングレあっていいじゃんね、って感じで。開きなおって見てた(笑)
 
 と書いたら、きょう発売のプラスアクトを読んで、もーーーシゲアキさんに
ありがとーって。一番小説を知っているのは、シゲアキさんなわけで、そんな
彼が、この映画とかドラマ見て、皆がわいわい言ってるのを横で聞きたいよ、
なんてまとめてくれてるから、はい!
 
 映画の「ピンクとグレー」とドラマ「傘をもたない蟻たちは」を全力で
楽しみます!皆それぞれのピングレがあっていいし、それぞれのカサアリを
楽しめばいいのか。はい、わかりました。締まらないね(笑)!!!
 
 というわけで、まだムビチケもあるし、こういう視点でまた見てみたいな、と思っています。楽しみだな。お祝いだよ、映画公開おめでとう!!!

 

ピンクとグレー (角川文庫)

ピンクとグレー (角川文庫)

 

 

 

傘をもたない蟻たちは

傘をもたない蟻たちは

 

 

 

閃光スクランブル (角川文庫)
 

 

 

Burn.‐バーン‐ (単行本)

Burn.‐バーン‐ (単行本)

 

 

 そして、シングル「ヒカリノシズク/Touch」の発売が楽しみです!

私の中で最大数の予約。頭おかしいレベルっす。皆に宣伝するよ!

 

 

 よろしくです!めっちゃ可愛いっよ!!!

 

この雑誌、ぜひ見て。